実際の仕事場で必要な英語力

投稿者: | 2016年10月31日

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こんにちは。

今日は仕事場で実際に求められる英語力についてお話しします。
とはいえ、それは現場によりまちまちですので私の経験に沿ったものだけお話しします。

私が以前に働いていた日本の会社では、会社のメンバー全員が日本人でした。外国人向けのメールを書く機会がよくありました。
上司が海外の大学を出ていた方だったのでちょこちょこ直されたのを覚えています。どちらかと言うと文法的に間違っている部分を直されたというよりも、より自然な言い回しに直された、と言う感じでした。
会話に関しては実際に外国人と話す機会もありましたが、英語3割、日本語7割程度でした。

ネイティブ英語へのこだわりよりも世界語としての英語に慣れる

現在は英会話9割以上、メールは10割英語の環境で働いています。会社のメンバーも半分以上外国人です。メールは通知メールというより、海外とのやりとりで1日に30通くらいはふつうに書きます。当然ですが、このような環境ではいちいち誰かがチェックするのは不可能です。上司も必ずしも日本人ではありません。また、英語を使って仕事をしているのは私だけではないわけです。

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このような状況では、英語は通じればそれでよい、わけです。また、英語を使ってコミュニケーションする相手は必ずしもネイティブスピーカーではありません。会社によりますが、香港やシンガポールやインドなどとのやりとりが多いことでしょう。当たり前ですが、会話においては国ごとに独特のアクセントがあります。英語は世界共通語です。ネイティブの「自然な言い回し」を覚えるよりも、各国の独特のアクセントに慣れるほうが重要な場合も多いと思います。

ただ、日本の会社での日本語の状況でも同じですが、会話だけではお互いの理解が食い違うこともあり、やはり最後はメールなりドキュメントなりに文章化して最終確認します。また、電話以外の連絡手段としてメッセンジャーソフトが用意されている場合もあります。
正式な文書に関しては日本人が書いてもネイティブにチェックをお願いします。
ですから英語をパーフェクトにしなくても現場ではなんとかなります。大切なのは自分が受けおった仕事をパーフェクトにやることです。
とはいえ、毎回何かに頼れるわけでもありません。2時間くらいの英語だけの電話会議も多いですし、やっぱり普段から英語に慣れておくべきです。
ちなみに現在の私のいる現場ではTOEIC800点プラス業界経験を採用の目安にしています。

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