訪日外国人への英語対応レベルについて

投稿者: | 2016年12月26日

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こんにちは。

訪日外国人の数が年々増え、観光地などでも英語対応が増えたと言います。

実際はどうなのでしょうか。

簡単な英語対応は増えた

街中を見渡すとわかるように、駅名や交差点での行き先表示など、日本語の下に英語が併記されているのが普通になりました。

観光地でもボランティアの英語対応スタッフがいたり、家電量販店やお土産やなどに外国語対応のできる店員が増えたりと以前よりは確実に英語対応が増えたように思います。

ちょっとしたハプニングには対応できない

ただこれらの対応はどしても一時的な対応に留まってしまいます。

以前、京都でバスに乗ったときに経験したことですが、渋滞のためバスが進めず、急ぎの人に地下鉄利用の案内をしていたことがありました。

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案内は口頭で日本語のみでした。車内には結構な数の外国人もいました。時間があれば助けてあげたかったのですが、私も新幹線の時間が迫っていたためにそのままバスから降りました。

バスがまったく動かなくなったわけではないのでなんとかなったのかもしれませんが、このようなちょっと踏み込んだ場合の対応まではまだできていないのが現状のようです。

タブレットや指さしイラストカードを運転手に持たせるとか、主要路線には通訳も同乗するとか、運転手さんに簡単な英語の講習するとか、いろいろあると思います。また渋滞くらいは予想できる出来事なので事前に英語の表示を用意しておいてもいいと思います。

ただ、何をするにもお金がかかりますし、今以上の対応は過剰だという批判もあるのかもしれません。

東京オリンピックを2020年に控え、これから翻訳通訳業の需要が伸びるということですが、どのように伸びていくのか、どのような形で需要が現れるのか注目です。

 

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