洋楽でリスニング力はつくか

こんにちは。

洋楽をずっと聴いていると英語のリスニングの力はつくのでしょうか。たまに人に聞かれます。

結論から言うと洋楽を聴いてもリスニング力はつかないと思います。

単語はメロディに乗って発音されるために実際の発音と異なること、歌われている詞は詩のスタイルに近いため、文脈から内容を判断する力が養われないこと、言葉を聴いているつもりで音楽の方に耳が行ってしまうことなど、ほかにもたくさんの理由がありますが、リスニングの勉強にはならないでしょう。

リスニングの勉強にはなりませんが、好きな曲に出てくる詞のわからない単語を調べれば、その単語は簡単に忘れないでしょう。その曲を聴くたびにその単語の意味を思い出します。単語の勉強という観点から見たら洋楽聴くことにはとても有用だと思います。テストには出ない単語も多いかもしれませんけどね。

また、外国のアーティストに興味を持つようになれば、自然とそのアーティストの情報を英語で読むことになります。アーティストの公式ホームページは英語で書かれているからです。

洋楽を聴いてもリスニングの勉強にはなりません。ただ逆に、リスニング力が上がれば英語の詞が何を言っているかわかるようになってきます。

もちろん、歌詞は詩のスタイルであることが多いので、前後関係から聞き取れない単語を推測できないこともあります。

洋楽は趣味として楽しむ以外に、英語への入り口としてもいいですね。