移民の話 外国人の同僚の話

投稿者: | 2017年2月2日

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こんにちは。

外国人の同僚の話

在日外国人は増えていますが、すべての人が歓迎されているわけではない例の話です。

何年か前にあったことです。

同僚の外国人の話ですが、その人が住んでいたアパートの管理人から苦情の手紙がポストに投函されていたことがありました。当時その方はまだ日本語があまり得意ではなかったため、私に書いてある内容を教えてほしいと聞いて来ました。内容は、夜中うるさいとか、変な匂いの料理がするとか、ゴミの日でない日にゴミを出すとか、床下から電気を盗んでいるんじゃないなとかの苦情の内容でした。他にもいろいろありましたが覚えていません。

夜中うるさいのはあるでしょう。香辛料の強い料理を使った料理はよくしていたでしょうし、それを不快に思われたのだと思います。床下から電気を盗んだというのはまったくの濡れ衣ですが、いろいろな不満や不信があってそのように思われたのかもしれません。

一般的な外国人嫌いや外国人不信はこのようなところから発生するのだと思います。

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その方は世界でも有名な企業で働いているわけですが、会社を離れてスーツを脱いだときは、周りからはそのように見られてしまうわけです。もちろんその方が普通だと思っていることが、日本では普通ではないということもあったと思います。

ゴミの日のルールは守るように伝えました。料理の匂いも不快に思う人もいることも伝えました。その方は理解を示しましたが、少しずつ苦情も減りました。

実際はまったく理解を示さない人もいます。自分の国での生き方をそのまま日本に持ち込む人もいます。グローバルではこれが正しく日本の考え方がおかしいという人もいます。このような外国人から迷惑を被った日本人は外国人というだけで不信や不安を抱くようになります。

郷に入っては郷に従え

いろいろな意見はあるでしょうが、自分の国でないところに行くときは、まずその国に敬意を示さないとただの嫌な人になってしまいます。

それを理解して、日本人に迷惑をかけず、日本の一員として周りの日本人とも上手に付き合っていける外国人が増えれば、評価も代わるでしょう。

しかし、それでも日本のアイデンティティはどうなのか、日本の未来はどうなのか、などの入り口に立ったに過ぎないのです。

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