外資系の話 残業について

投稿者: | 2017年1月10日

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こんにちは。

今まで外資系の残業についてははっきり触れていなかったようです。これも自分の置かれていている立場により異なりますが、いつものように経験上のことを書きます。

外資系の残業は少なめだが、これは主に末端の人の話。

アメリカでは業務終了のベルがなるとレポートが残り1行でも帰る、という話を聞きますが、これは極端な例でしょう。この例から言いたいことは残業をしない文化があるということです。

実際に外資系企業では残業は奨励しない風潮があります。午後7時以降オフィスにいる人も少ないです。私も日本の会社にいるときに経験しましたが、上司は残っているので帰りづらい雰囲気があって帰れない、ということは外資系にはありません。上司も就業時間が過ぎたら部下に仕事を振ることはありません。

ただ就業時間ちょうどに帰れる人はいわゆる末端の人、上から支持されて動く立場の人だけです。責任のある立場にいる人はそうもいきません。

責任ある立場の人には時間外業務も発生する

急に「明日の会議でこのレポートが必要になったのですぐに作成してくれ」、ということは外資系でも発生します。このような場合はさすがにレポートができるまでは帰れないでしょう。もちろんそのレポートの緊急性を確認して、待てるものであれば待ってもらいます。

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特にプロジェクトなどで、明日までに発注しなければ計画に間に合わなくなる、という連絡が前日に来た場合などは、プロジェクトマネージャーやその関係者は急いでベンダーに連絡して発注書を用意して送るなどをしなければならなくなり、残業確定になってしまいます。

また、ITなのでは計画外に発生した緊急対応業務は上役の承認なしに実行できないのが普通です。この場合は家からPCなりメールなりで作業承認をしなければなりません。

これらは残業というより、自分の立場についてくる責任です。誰かに言われてやるのではなく、自分の責任でやらなければいけないものです。仕方のないことかもしれません。

「外資系イコール残業がなくて楽」ではない

8時間働けば自動的に誰かがお金を払うわけではありません。働いた成果があって、それが売り上げにつながって、給料として払われるわけです。外資系では、成果をあげていないと判断されたときから解雇までのスピードは本当に速いです

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