IT業界と英語 あらゆる業界でIT化が進む一方、必要なIT製品は海外から来る

投稿者: | 2016年12月7日

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こんにちは。

前回隙間産業のIT企業が日本にも数多くあるお話をしました。
実際にこれらのIT企業の日本での活動と英語の必要性をお話します。

あらゆる業界でIT化が進む一方、必要なIT製品は海外から来る

医療機関でも使用可能なWi-Fiルーターや、社内会議用のビデオなど、一部の企業でしか使われない、されどその一部の企業はその製品がないと業務ができない、というような製品がIT 企業にはたくさんあります。これらはほんの一例です。現実問題として、ほとんどの業界にIT化の波が来ており、その製品は海外から来るが多いのです。

海外製品の技術部門はやはり海外にある

この製品をサポートできるのは当然その製品のメーカーの技術者のみです。ただ、その製品はさほど日本にあるわけではありません。従って対応するエンジニアの数も非常に少ないです。

このようなIT企業は、本社に全て営業部門や技術部門を置き、各国には数人のエンジニアを置きます。本社は何百人かもしれませんが、日本国内では5人程度の社員、技術者3人、営業1人、日本のマネージャーぐらいの構成です。

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保守契約とは、クライアントが購入した製品が問題なく使用できるよう、サポートする契約です。機器の故障やアップグレードなどを技術者が担当します。その業務に使うサーバーが故障したり、OSがアップグレードしてそれに対応するソフトウェアのパッチをあてたり、契約により対応業務の幅は変わります。

技術者は現場で解決できない事象に遭遇したとき、本社の技術部門に問い合わせます。ここで英語が出来ないいけないわけです。メールだけのやり取りの場合もありますが、現場で英語で電話で話しながら障害対応することも多いです。また、製品のマニュアルも、もちろん英語のみでしょう。

ちなみに世界で何社かしか使わないような製品になると、製品導入時はわざわざ海外から専門のエンジニア部隊が来ることもあります。

実際は日本の他のベンダーと契約を結んで障害対応をお願いするケースもあります。しかし誰が対応しても、結局やはりそこには海外の技術部門に連絡する人が必要になるわけです。やはり英語のできる人が必要になります。

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