業務における冠詞の使い方について

投稿者: | 2017年3月15日

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こんにちは。

久しぶりの更新です。

機会があって翻訳に携わりました。社内の仕事上の翻訳は日常茶飯事なのですが、今回は外部向けということで、慎重に取り組みました。

冠詞について

社内での部署間の英文メールのやり取りでは、割と適当な書き方をします。適当と言ってももちろん文法も単語もしっかりしていて、意味が通らないということはありません。

特にどの辺が適当になるかというと、冠詞の使い方です。よく a を「ある」、the を「その」と捉えれば分かりやすいと言いますが、これは冠詞の概念のない国の人にとっては分かりづらいものです。

そのため社内のメールのやり取りでは、冠詞の使い方が適当になっているか、または使わないかになっています。逆に言えば、冠詞が正しく使えなくても業務上は困りません。意味が明確に伝わればそれでいいわけです。

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冠詞がない言語は多く、私の知る限りでは中国、韓国、東欧系にはありません。外資系の職場にはネイティヴでない人の多いわけです。そのこともあり、内部メールでの冠詞の使い方は適当になっています。ネイティヴの人も意味がわからないわけではないので、特に何も言いません。

外部向けの英文には冠詞の正しい理解が必要

ただ、外部向けの英文を書こうとするとそうもいきません。冠詞の使い方はもちろん、分詞構文や関係詞を上手に使って文を作らなければいけません。A allow B to do という構文がありますが、普段は簡単にB can do.. by A の形で書いていますが、このような英語らしい文も書けないといけません。

四苦八苦しながらなんとか書き上げましたが、普段の自分の英語力の適当さを反省するいい機会になりました。

ちなみにですが、もちろん、外部に出る前にネイティヴのチェックが入ります。

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