フィリピンについて

投稿者: | 2017年2月22日

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こんにちは。

外資系企業ではフィリピン人が増えている

外資系企業のIT部門で働いていると、フィリピンの方と働く機会が多いです。
以前はITと言えばインドのイメージでしたが、日本国内では最近はインド人が減って、その分フィリピンの人も増えてきたように思えます。

フィリピンの方が増えた理由としては、インド同様、フィリピンも英語が公用語であることが大きいと思います。

IT企業の研修センターもフィリピンに

英語が公用語であるために、アメリカのIT企業が研修センターをフィリピンに設けることも多いです。私もとある外資系の会社の内定をもらったときは、初めの一ヶ月はフィリピン研修という話になっていました。
また、グローバル企業でのIT機器のリモートサポートや監視業務を請け負っているところもあります。

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ではなぜフィリピンにこのようにIT企業が集中するのでしょうか。

英語が公用語であることももちろん理由のひとつですが、人件費が安く済むことも理由のひとつのようです。

英語ができる国であるがゆえに

非常に優秀なエンジニアが多い国なのですが、残念なことにITが国の産業として根付いているわけではないようです。国内の通信事業者はもちろんありますが、インドのように、世界的にも規模の大きなIT企業があるわけではありません。

国内で産業として根付かないので、優秀なエンジニアが国外に出て行ってしまいます。英語ができるから余計に海外に出やすいわけです。すると国に優秀な人材が残らずに、さらに国の産業として根付きづらくなる、という悪循環を繰り返してしまっているようです。

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