「ウチの夫は仕事ができない」を見て 日本企業と外資系企業の違い

投稿者: | 2017年7月10日

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こんにちは。

「ウチの夫は仕事ができない」というドラマを見ました。始まったばかりですが、いわゆる「仕事のできない」新婚の旦那さんが不器用ながらも仕事を頑張って行く、という内容のようです。仕事のできないエピソードの一つとして8年で7回 (7年で8回だったかもしれません) の転勤があり、それが伝説のように社内で語られているようです。

日本の会社の風景

私は日本の会社を辞めて外資系で働くようになってから今年で10年目になります。ドラマを見ていると当時のことを思い出します。見ていていちばん厳しいと思ったのが上司がきつく当たることです。上司がきつく叱る光景は外資系ではあまりないことです。

仕事ができないと解雇されるか

かつて日本の会社はどこでも終身雇用であったため、解雇の概念がなかったと思います。仕事ができない人がいれば、その人を徹底的に再教育していたことでしょう。

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しかし会社はボランティア団体ではありません。会社に利益にマイナスになる人を何人も抱えていては会社の運営そのものに影響が出ます。「仕事のできない人は会社にいらない」というのは精神論でも何でもなく、事実として会社は困るわけです。

終身雇用の崩壊した今、日本の会社でも本当に仕事のできない人は解雇されるでしょう。7、8年の間仕事ができない人が会社にいられたのは、まだ昔の終身雇用体制が完全にはなくなりきれない典型的な日本の会社のようです。この主人公もこれまで多くの失敗をしているにも関わらず会社を辞めなかったのは、根性のある人ということなのでしょう。

外資系企業であれば何も言われず解雇される

日本の企業では仕事で失敗すれば、上司にこっぴどく怒られるでしょう。しかし外資系企業であれば、何も言われず解雇されているでしょう。そういう意味では日本企業の上司の説教は愛のムチなのです。もちろんその説教がストレスになることもあるわけです。

でも私はできればもう日本企業に戻りたくないですね。

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